みなさま、こんにちは!!ケイティです。
「トマト1/5」では、
トマトの原産地や歴史、主に含まれる栄養成分、リコピンやカロテンなどの抗酸化物質について、赤系トマトとピンク系トマトの違いなどについてお話ししました。
赤系トマトをぜひ活用して、トマトを加熱して調理してみると、美容&健康にも、美味しさにも、良さそうですよね~❤️
「トマト2/5」では、トマトの旬の時期や、美味しいトマトの選び方、追熟についてもお話ししました。より栄養価や抗酸化作用が高いトマトは、枝と繋がっている状態で完熟しているので、そんなトマトの選び方も記載してあります♪
【トマト2/5】美味しい旬の時期
美味しいトマトの選び方
→抗酸化作用や栄養成分が、より多いトマトはどんなものか?
実際トマトを使った料理をしようと思っても、家族の中にトマトが苦手な方がいたり、冷え性があったりと、思った通りにならないこともありますよね。
また、たくさんトマトをいただいたりして、保存に困ったことはありませんか?
今日はこんなことについて、お話ししようと思います。
<このページの目次>
⑴保存方法、冷凍保存可能
⑵トマトの問題点、その解決方法
①トマトは生食で体を冷やす(薬膳)
②トマト嫌いの方へ
→「トマト丸ごと加熱」の斬新な妙案
このブログでは、栄養の面と、薬膳の面から、様々な食材の有用性をお伝えしています。
今回のテーマ食材だけでなく、五大栄養をしっかりバランス良く、いろんな食材を食べることが大事です。
こちらの情報も参考に、今日の食事を考えてみてくださいね。
また、病気の治療が必要な方はしっかり医療にかかりましょう。
youtubeでも同様の内容を発信しています。よかったらご視聴くださいね。
<関連記事>
【トマト4/5】
薬膳データ
薬膳での効果効能
【トマト5/5】
食べ合わせ: 抗酸化作用をさらにアップする食べ合わせや調理方法
アドバイスと症例
美味しく食べるコツ、栄養価upのコツ
⑴保存方法
トマトの美味しい保存方法は、ビニール袋に入れて冷蔵庫で2~3日です。
(季節によって、外気の温度や湿度も変わるので、多少前後します)
トマトは冷やしすぎると味が落ちやすいので、気をつけましょう。
また、トマトは丸のまま(丸ごと)冷凍保存も可能です。大量に消費しきれない時など使えそうですね。
(※ここ補足!!冷凍保存の食感とか、メリット、デメリットとか)
⑵トマトの問題点、その解決方法
①トマトは体を冷やす働きのある野菜
薬膳の面からのアドバイスになります。
トマトは体を冷やす働きがあるので、冷えのある人は生での食べ過ぎに注意しましょう。
特に胃を冷やすので、脾胃の働きが衰えておこる冷えや寒気のある人は、生で食べるのは控えめにしておきましょう。
加熱すると、トマトの体を冷やす作用が緩和されます。
体が冷えやすい人は、加熱したトマトや、トマト缶、トマトソースなどを使うといいでしょう。
②トマト嫌いの方へ
また、トマトが苦手という方もいらしゃいますよね。
そういう方に嫌いな理由を聞いてみると、
などが多いようです。
今回、「トマト1/5」にて、トマトを加熱することの良さをお伝えしましたが、
上記のようなトマトが嫌われてしまう原因も、加熱調理によってある程度改善ができます。
例えば、ミネストローネ、トマト鍋、トマトスープなど。
カットトマト缶やホールトマト缶を活用することで、トマトの栄養分を摂りながらも、青臭さは加熱によって緩和されます。
むしろ加熱した方が、栄養価は高くなるので、ぜひオススメしたいですね。
★ここで、今まで、なかなかなかった「トマト丸ごと加熱」について。
トマトをフライパンや鍋に入れ、そのまま加熱してみても、甘みや香りが増して、意外と美味しく食べられます。(特に赤系トマトが味も栄養価もupします)
私は豚の生姜焼きなどが完成する間際に、「アイコ」などのプチトマトを鍋の脇の方へ投入して、最後3~5分ほど加熱します。
トマトのハリや、弾けるような食感はなくなりますが、甘さや優しい香りが際立って、青臭さは減少した感じがしました。
色的にも料理のアクセントになり、なかなかいい感じになりました。
気になったらぜひトライしてみてください。
・丸ごと冷凍保存可能
・生のトマトは体を冷やす働きがあるので、冷えのある方は生での食べ過ぎに注意(薬膳)
・トマトが苦手な方は、加熱して食べたり、トマト缶などを活用しよう
・トマトを丸ごと加熱するのも、なかなか美味しい
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<関連記事>
【トマト1/5】
トマトの特徴
歴史&原産地、栄養成分(リコピン、カロテンの抗酸化作用)、
トマトの種類と、生食&加熱について
【トマト2/5】美味しい旬の時期
美味しいトマトの選び方
→抗酸化作用や栄養成分が、より多いトマトはどんなものか?
【トマト4/5】
薬膳データ
薬膳での効果効能
【トマト5/5】
食べ合わせ: 抗酸化作用をさらにアップする食べ合わせや調理方法
アドバイスと症例
美味しく食べるコツ、栄養価upのコツ
<トマト関連記事の参考文献、著書、HP>
《参考書籍》
・からだにおいしい野菜の便利帳/板木利隆 監修/高橋書店
・薬膳&漢方の食材事典/阪口珠未/ナツメ社
・薬膳アドバイザー教科書、教材
他
トマト レシピ
【トマトとイベリコ豚と豆苗の三色和え】
<材料>2人分
・プチトマト 5個
・イベリコ豚(普通の豚バラ肉でもOK) 180g
・豆苗 2/3⇦何グラム?
◽️合わせ調味料
・酒 大さじ1
・醤油 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・オイスターソース 小さじ1
<作り方>
①豚バラ肉は一口大に、豆苗は根を切って1/3に、プチトマトは半分に切ります
②フライパンに油を敷き、ブラバラ肉に火を通します
③❷のフライパンに合わせ調味料を入れ、馴染んだら豆苗を入れます。
④その後プチトマトを入れ、軽く火を通します
◆イベリコ豚が180g 300円で売っていたので、作ってみました。
◆イベリコ豚の香ばしい風味が、豊かに香ります。味付けは醤油など和風ですが、食べてみるとイタリアンやスペイン料理のような味に出来上がります。
◆トマトも加熱することで、一段と甘みや風味が引き立ちます
◆イベリコ豚から結構たくさん油が出てきます。あえて拭き取らず、食べ終わった後に残った汁に、少し塩を入れてバケットといただくと、すごく美味しいです。アヒージョのような味わいになります。